2013年04月02日

骨髄提供するかも・・・

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みなさん、こんにちは。
naoです。

先日のMORE STYLE MARKETに来てくださったみなさん、作品をお買い上げくださったみなさん、楽しいライヴをしてくれたアーティストのみなさん、わくわくなゴハンや作品を出店してくれた出店者のみなさん、なによりあんなに素敵なイベントを企画してくださったmore recordsのみなさん、そして出会ってくれた全ての方、みんなみんな本当にありがとうございました!

夢のように楽しい2日間でした。
more recordsさん、次回もとっても楽しみにしてます〜♪


さてさて、タイトル通りです。
私nao、骨髄提供することになるかもしれないのです。

骨髄バンクにドナー登録したのはいつだったかなぁ?とブログをたどる、、と、もう3年以上前でした。
忘れた頃にやって来るんですね。。
(ドナー登録した日の記事、不良VEGANはこちらです。その後に書いた不良VEGAN卒業宣言も合わせて読んでいただけると嬉しいです)

あの頃、私はバリバリのAR(アニマルライツ)ビーガンでした。
常に何かと戦っていました。
実際、イルカ猟の町である太地町へ行って漁師の方と喧嘩したり、、じゃなくってお話ししたり(笑)警察の方ともお話しさせられたり(苦笑)
いやいや、まぁ、、ね・・・あの町で外国人と一緒にいるだけで目はつけられちゃいますからね。
しゃーないんですよ。

で、なんだろう、、熱い勢いでドナー登録しちゃったんですね。
でも登録の際に必要な採血だけで卒倒しそうになっていて、
「こんなんで骨髄提供なんかできるんか?」
「ま、そうなったらその時に考えよう・・・」
なんて思ってた訳なんです。

その時になっちゃったよぉ。。

天使のように誰にでも優しい晋太郎さんですら
「僕なら(骨髄提供)しませんね」
とあっさり言ってくれるし、私の周りで応援してくれる人と言ったらビーガンお兄ちゃんただ1人。。
心細いったらありゃしない。。。

私は昔から動物が大好きで、動物が好きだからベジタリアンになり、そしてビーガンになりました。
もちろん物事というのは全て白か黒か決められるものではなくて、完璧とか完全な正しさというものは、おそらくありません。

11年前、保健所に連れて行かれそうになっていた仔猫(ジャッジアとキラヨシ)の命を救ったことにより、私はキャットフードになる鶏たちの命を奪い続けています。
これは大きな矛盾です。
だけど、私は目の前の、今見て見ぬ振りをしたら確実に消されてしまう小さな命を見捨てることはできませんでした。
きっと、これからもそうだと思います。
(ビーガンキャットフードをジャジキラに与えてた時期もありましたが、本来肉食動物である彼らの体調を崩すことになってしまい、それからはきちんと動物性のキャットフードを与えています)

えーと、だから、何が言いたいのかと言いますと、自分の選択が絶対に正しいとか、そんな風には思ってないってこと、です。
ビーガンが正しいとか、骨髄提供すんのが正しいとか、そんな風には思っていない。
ただ、自分の選択というのは、自分の心の声に従うしかなくて、私は私の道を行くしかないんです。

そりゃね、痛いのは嫌だし入院なんてしたくないし、正直めちゃめちゃ怖いです。
でも、動物の命は気にするのに、人間の命は気にしないなんて不自然だと思うんです、自分がね。
この平和な国で、お医者様でもないちっぽけな私が、人の命を救えるかもしれない。
これって、すごいことだと思うんですよね。
だから「怖い」なんて理由で、私は逃げたくないんです。

私は輪廻ってやつを信じています。
だから、死んだらそれでおしまいだとは思っていない。
でも、私はまだ死にたいとは思わないし、この世に生まれて来た魂はみんな、この生を精一杯楽しみたいと思っているんじゃないのかなって。
人の命の長さは最初から決まっているのかもしれないけれど、
「生きたい」
って思っている人を、魂を、何かのきっかけで助けるタイミングに自分がいるのなら、私は心の声に従って、進もうと思う。

勇気を出して、行って来ようと思います。

写真はMORE STYLE MARKETで出会ったアーティストのまつえさんからいただいたつぶつぶキャンドル。
ろうそくの炎を見つめながら、命について考える。。


今回は久しぶりに内面のお話しでした。
次回もどうぞ、よろしくです。


naoの作品は、京都Vegans Cafe and Restaurantさん、埼玉more recordsさん、
インターネット通販はCreemaさんでご覧いただけます。


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task06009 at 20:03│Comments(10)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック その他 | ベジ、動物関係

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この記事へのコメント

1. Posted by 星児   2013年04月03日 06:46
骨髄バンクとか、ドナー登録とか、言葉は聞いたことありましたがどんなものか知らなかったし、特に考えたこともありませんでした。
昨年、児島さんから体験談を聞き、すごく勇気のいる事だと知りました。
影ながら応援します!
2. Posted by nao   2013年04月03日 13:38
星児さん

ありがとございます!
私も考えたこともなかったんですが、児島さんから聞いて、しばらく考えて、登録をしに行ったんですよ。
いまさらながらビビってますが(苦笑)
もし提供することになったらがんばってきます!!
ありがとです!!!
3. Posted by Veganscafe   2013年04月05日 22:27
Naoさんと同じ立場なら同じ事すると思う。応援してますよ〜。又お話しきかせて下さいね〜♫
4. Posted by nao   2013年04月05日 23:24
松田さぁん

ありがとうございます。
うん、松田さんならきっと同じですよね。
絶対そうや。
まだドナーの中のひとりに選ばれたっていうだけで、私が提供するって決まった訳じゃないんですけどね、それでもめっちゃビビってます(笑)
とりあえず、勇気を出して、候補者のひとりとして正式に名乗り出て来ます。
がんばります!
ありがとです!!
5. Posted by 星野かなた   2013年04月08日 00:23
Veganscafeさんのtwitterからたどり着きました。
まずは候補の当選おめでとうございます!

私も2回ドナーに選ばれ、
どちらも提供したのですが
手術や入院と聞くと恐いイメージを
抱きがちですが、実際やってみると
ただの大掛かりな献血みたいなもので
そんな恐いものでもなかったです。

かといってやる気満々で
提供を決意しいざ出陣してみると
検査に引っかかって
あっさり落とされたりもするようです、
そこらへんも献血そっくりですね。


実はこの後ドナーに選ばれると
コーディーネーターの方から
いろいろ説明を受けると思いますが、
いったん骨髄提供が決まると
ドナーと患者での匿名性を守る観点からも
ネット上やブログ等で公表する事は
ご遠慮くださいと説明されます、
その点はお気をつけください。

という自分もコメント書いちゃいましたが
ペンネームだしだいぶ前の事だからまいっか(笑


手術も大した事ないと思います、
今は手術せずとも提供可能な方法も
あるみたいですし、もしかしたら
そちらに選ばれるかもしれません。

とは言え、いざ選ばれると
とても悩まれると思います、
naoさんの心境、とても良くわかります、
何だかんだで私もビビリました。

でも何十万の登録者の中から
HLA型が一致して選ばれたわけなので
非常に貴重な経験だと思います。

あと今はどうだかはわかりませんが、
実際に入院になると準備費として
5000円が出ます、交通費も宿泊費も
全部タダなので2泊3日のバカンスにでも
行くと思って楽観するのもありかな〜と(笑

6. Posted by nao   2013年04月08日 19:41
星野かなたさん

はじめまして。
コメントありがとうございます☆
当選!バカンス!!
なんだか楽しい気分になりました。
感謝です。

ネット上での公開については何も考えてませんでした。
でもそうですよね、、気を付けます。

実は私は献血すら怖くて出来ない人間なんです。。
なのにドナー登録しちゃったんですよね(笑)
でもまぁきっとなるようになるし、
バカンス、イェ〜イ♪
くらいの感じで、楽しみたいと思います!
ほんとにありがとうございます!!
7. Posted by bee   2013年04月13日 03:17
僕は、免許証のドナー登録欄?
に、
「ベジタリアンには、提供する」
と書いてます。
8. Posted by てるみあん   2013年04月13日 13:16
こんにちは

はじめましてです。
naoさん、思い切った決断すごいです><
針を刺すし、入院するし、未知のことでとっても怖いと思います;

私は骨髄提供者を待っている側の人間なのですが…
本当に、naoさんの勇気ある決断に頭が上がりません。

きっと、その患者さんもご家族も
感謝してもしきれないぐらい有難いと思っていると思います。
命がつながる可能性ができた…
そんな希望が見いだせたのですから。


嬉しくなって、書きこんじゃいました^^
応援してます〜〜!!!
9. Posted by nao   2013年04月13日 14:00
beeさん

コメントありがとうございます。
考え方は人それぞれで良いと思います。
私は、上記過去記事と重複してしまいますが、
全ての物事は白か黒かで決められるものではない
と思っています。
食生活はビーガンでも革製品や毛皮を平気で身に着ける人もいます。
お肉をなかなか止められなくても日々、ボランティアで犬や猫の保護活動に邁進している人もいます。
私の実家の家族や大切な友人達は殆どみんなノンベジですが、私はそのままの彼らを心から愛しています。
また私は
人に与えたものが自分に返って来る
と、考えています。
自分とは考えの異なる人を批判すれば、やはり同じように自分も批判される立場になるのだと思っています。
10. Posted by nao   2013年04月13日 14:11
てるみあんさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。
待っている側の方からのコメント、とても嬉しいです。
実際に会うことはなくても、必ず何処かで誰かが誰かを助けようとしていると思います。
みんな、助け合っているのだと。
私はまだドナー候補者の1人に選ばれただけで今後どうなるかはわからないのですが、自分にできることは、いつでもしたいと思っています。
まだまだ骨髄提供に関する理解が低く提供者も少ないかもしれませんが、てるみあんさんにもいつかぴったりのドナーさんが現れることを祈り、確信しています。
日々、前を向いて、笑顔を忘れなければ、きっと大丈夫です☆
コメント、本当にありがとうございました。

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