左の小さいのが一人娘のジャッジアちゃんで右のでかい方が一人息子のキラヨシくんです。
どうですか？
もう、めちゃめちゃかわいいでしょう〜(親バカ、笑)


さて、今年から私は本格的に陶芸作家を目指して頑張って行きます。

この3月で学校を卒業するんですが、卒業後は尊敬する川尻潤先生の工房で作品を創らせていただけるんです。
と言っても焼成代とかいろいろと支払うんですけどね(笑)

陶芸って学校を卒業しても一人ですぐには制作を始められないもんなんです。
頑張って10万円程出せば新品の電動ロクロは買えますが、品物を焼く為に絶対必要な窯が高いんですよ。
更に、窯さえ買えばすむ訳ではなく、一般的な電気窯の場合、電気代がまたえらい恐ろしい値段になる訳でして、そこから更に土代、絵の具代、釉薬代・・・(涙)
陶芸作家への道のりはなかなかに遠いのであります・・・。


さて、川尻潤という人は私が今まで出会ったどんな陶芸家とも違う、すごく特殊な、とても魅力的な人です。

川尻先生の魅力は先生の著書『歪みを愛でる』を読んでいただければある程度、伝わるのではないかと思うんですが、先生のスゴい所はそういう中身だけではなく、外側も魅力的だという所にあります。

川尻先生はええ年した(失礼、笑)陶芸作家のくせにオシャレなんですよ。

モードっぽいとかそんなんじゃないですよ。
ただ、ちゃんと自分が人からどう見られるか、ということを意識して服を着ていらっしゃる。

頭のてっぺんから足の先まで「雑誌読んでます！」ってのがいいと言ってる訳ではなく、自分が人からどう見られるか、という見た目を意識できない、つまり自分をプロデュースできない人というのは、どんなにすごいことやってたりすごいこと言ってたりしても説得力が落ちる、と、私は思うんです。
その点、先生は説得力がある。
この年になって無収入の学生なんてやってる私は、この2年間服なんてまったく買ってないですし、私の言う見た目というのは決して流行りの服を着るとか高い服を着るとかいう意味ではないんです。
私自身決して『オシャレな人間』ではないですし・・・ただ、無理をしない範囲で気を使ってはいます。



ま、とにもかくにも、今年から作家目指して頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

3〜5月は平日(月火木金)だけですが、烏丸にある『京都伝統工芸館』で陶芸絵付け実演をします。
私の作品も少しだけですが販売していますので、よろしかったらお越しください。


このブログの更新は月1程度で中味を濃く、というつもりで書いて来たんですが、お正月休みで家にいることが多かった為、今までにないペースで更新してます。
学校が始まったらまたスローペースの更新になりますが、今後ともよろしくお願い致します。


↓全日本人必読の書ですよ！
歪みを愛でる?挑発する日本美術