2008年04月20日

♪バック・グラウンド・ミュージック♪

b0c2a1a7.jpg京都伝統工芸館で週に2回の陶芸絵付け実演を始めて、もうすぐ2ヵ月。
伝統工芸館の人達はみんな優しくていい人だし一緒に実演をしている真理ちゃんと伊庭も楽しくて大好きだし絵付けをしながらいろんな人とお話しが出来て本当に楽しいお仕事なんですが、どーしても気になることがあったんです。
それはBGM。
自分の好きなジャンルの音楽でなくても仕事だしもちろん我慢できるんですが、何も考えてない感じのテキトーなBGM(1枚の同じCD)が毎日毎日延々リピート再生されてるっていうのはど〜も気になる。
いや、それはBGMとは言わないのか・・・

とにかく、
「音楽が気になる」
ということを言ったら、いつでも好きな音楽に変えてもらえるとのこと。
「おっと、元CD屋店長の出番かぁ!?」(笑)
と、さっそくCDを作り、BGMを変えさせてもらいました♪

とはいえ、音楽好きでも音楽マニアではない私の選曲。
『クリフォード・ブラウン・メモリアルアルバム』の後に『アイ・リメンバー・クリフォード』1曲を入れて『キャンディ』につなげる・・・ベタやなぁ(笑)
コルトレーンの『バラッズ』(バラードかな?)の後はガツンと大好きなホレス・シルバーの『ドゥーイン・ザ・シング』・・・
マイルスも欲しいよな・・・
CD5枚って少ないな・・・
なんていろいろ考えながら楽しくCDを作りました。

マニアックな選曲ではありませんが、のんびりとした京都伝統工芸館に流れるジャズはなかなかにいいもんです。
気持ち良く絵付けができるのであります。


伝統工芸館ではボーカル入りの曲が禁止の為、ばんてらではボーカルものをよく流します。
ばんてらは
「あんまり騒がしい音楽でなければ基本的には何を流してもいい」
というような感じなのでジャズの他にボサノバやカリプソなんかもよく聴きます。
古い町屋をお店にしているばんてらで聴く良い音楽・・・
やはり気持ち良く絵付けができるのです。

ばんてらの店主であり、3月に卒業した専門学校の竹の先生であり、高野竹工株式会社の社長でもある高野先生が先日お店にいらした時『プレス・アンド・テディ』を流していたんですが、それを聴いた先生が
「君はジャズが好きなのか?私は昔トランペットを吹いてたんだよ」
とおっしゃるので、先生がお好きだというサッチモのCDを流すととても喜んでもらえました。
お店に入って来た外国のお客様もサッチモを聴きながら鼻歌を歌い始め、それを見て高野先生はまたニッコリ。

次の日チェット・ベイカーの『イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー』を流していたら、お店に入って来た外国のご夫婦(ばんてらは場所柄外国のお客様が多いのです)の奥様が
「ナイスミュージック!」
とおっしゃるので、目一杯英語風の発音で
「チェット・ベイカー!」
と言ってみたところ
「彼女は何て言ってるの?(←たぶん)」
と奥様。
「チェット・ベイカーだよ(←たぶん)」
とご主人。
トホホ・・・
そういや私、小学校のローマ字の授業からすでについて行けなかったし英語のテストは20点取れたらいい方なんでした・・・
というか基本的にお勉強はまったくダメで美術と音楽以外は全部恐ろしい成績だったはず・・・
とか思いつつも、とりあえずニッコリ微笑んでみる。
ご夫婦はずいぶん長い間ばんてらにいらっしゃり、楽しそうにお店の中を見て回った後
「ナイスミュージックをどうもありがとう。とてもいい時間を過ごせたわ(←たぶん)」
みたいなことをおっしゃり、笑顔で出で行かれました。

西洋の人が日本の京都に来て茶道具やら竹工芸品を売る店で西洋生まれの音楽を聴いて喜んで帰る、というのも不思議な感じではありますが、あのご夫婦がばんてらでの時間を楽しんでいただけた事は間違いありません。
毎度のことながら
『やっぱり音楽は魔法だよなぁ』
と思ったのでした。


『魔法がかけられるような作品を創りたい』
と常に思っている私ですが、実際は作品を手に取って見てもらうことすらできない日々が続いています・・・
でもそんなことにはくじけず土とたわむれ筆を持つ毎日。
いつか沢山の人に魔法がかけられるように、いっぱいいっぱい頑張るぞ!




task06009 at 00:55│Comments(6)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote 音楽関係 

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この記事へのコメント

1. Posted by 銀杏婦人   2008年04月21日 06:55
元気そうでなによりです!
うん。チェット・ベイカーはいいよねぇ〜
私はI fall in love too easilyが一番好きです。
ではまた!
2. Posted by nao.   2008年04月21日 18:57
 銀杏ちゃんへ

元気にしてますよん。
『イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー』はケニー・ドリューやフィリー・ジョー・ジョーンズ等イーストの黒人アーティストと共演してるアルバムで、私は『シングス』よりもこっちが好きなのです。
ボーカルもののスタンダード集で聴きやすいから良かったらまた聴いてみてねん♪
3. Posted by ちんぷい   2008年04月22日 23:03
nao.ちゃんのブログを読んでついニコニコしてしまいました。言葉も魔法っすね
音楽の事は詳しくないからわからないけど、nao.ちゃんの選曲なら、きっと心地よい音楽が流れているんでしょうね。

今は作陶する時間なんてないけど、あきらめずにいきたいなと、思う今日この頃です。
4. Posted by nao.   2008年04月24日 18:13
 ちんぷいちゃんへ

ありがとう。
たいしたこと書いてへんけど、そんな風に言ってもらえると嬉しいです。
今は忙しいし、いろいろと大変やと思うけど、ちんぷいちゃんまだ若い(私と比べたら、笑)んやし、焦ることないと思うよ。
今やってることも必ずちんぷいちゃんの糧になるはず。
人生に無駄なものなんてないんですから!
いつか、ほんわか優しいちんぷいワールド炸裂陶(?)を沢山見せてちょうだいね
5. Posted by マーフィー   2008年04月24日 22:18
BGMがボーカル不可なのは、人間の声が聞こえると作品に集中できないからでしょうね〜
あくまでも音楽は脇役なんでしょう。

それにしてもジャズ三昧ですね〜♪
6. Posted by nao.   2008年04月25日 00:58
 マーフィーさんへ

コメントありがとうございます。
そうですね。
たしかに人の声って耳がそっちへいきますものね。
ジャズの他にもいろんな音楽が好きで、仕事をしながら聴いたり、真剣に音楽だけを聴いたり、いろんな楽しみ方をさせてもらっています。
音楽のない人生なんて考えられないです〜♪

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